Python 等を用いて Mac でアプリ開発する場合に、自分でアイコンを設定したくなるときがあります。自分で画像を設定し、自分でアイコンを作成する手順を示します。ただし、以下の手順は「ほぼ、最低限の手順」で、完璧なものではありません。
適当なフォルダ(ここでは「hoge」)に、「icon.iconset」という名前のフォルダを作ります。このとき、名前に拡張子「.iconset」を追加しようとすると以下のような警告が出ますので、右側の「追加」をクリックします。
このフォルダの中にアイコン画像用の「 512x512 ピクセルの png 画像」を置きます。
上のアイコン用画像のファイル名は、「icon_512x512.png」とします。このフォルダ内で、アイコン用画像を複製します。すると、ファイル名は「icon_512x512のコピー.png」になります。その後、後者のファイル名を「icon_512x512@2x.png」に変更します。このようにして、フォルダの中に中身が同じ2つのファイルができます。
これで準備が完了したので、「ターミナル」を起動します。ターミナルの起動の仕方と操作の方法については、 こちら を確認してください。
さて、ターミナルで、カレントフォルダを「icon.iconset」にします。この状態でフォルダの中身を「ls -l」で確認すると、次のように同じ大きさの2つのファイルがあります。
カレントフォルダを、ひとつ上の「hoge」フォルダにします。この場所で、次のコマンドを入力します。
すると、「hoge」フォルダ内に、icon.icns ファイルができます。このファイルを用いて、アプリケーションに icon を設定することが可能です。
【参考】(謝意)
Macアプリの.icnsを作るときのメモ
Macアプリケーションのアイコンをオリジナル画像に変更する
Mac用のアイコンicnsファイルを作成する
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