アジサイ(紫陽花)
アジサイ(紫陽花)
おはよ~ございます♪
梅雨の風景にぴったりの花、アジサイ。水色のボールが並ぶように咲き、雨に濡れるとさらに美しさが増します。
青や紫、ピンクなど色の違いがあるのは、土の性質(pH)によるもの。酸性の土では青、アルカリ性では赤っぽくなるという、ちょっと理科的な仕組みです。
花に見える部分は、実は“花びら”ではなく「がく」。本当の花は中央の小さな粒のような部分です。
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アジサイは意外にも、『万葉集』などの古い和歌集には登場しません。文献上の最古の記録は、平安時代中期の辞書『和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』(10世紀)に「阿豆佐為(あづさい)」という表記で見られます。
その後はしばらく記録が途絶え、江戸時代になってから園芸植物として一気に注目を集めるようになりました。
今ではすっかり梅雨の風物詩。時代を超えて、私たちの目を楽しませてくれています。
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