「PHPでプログラムするとは、どういうことなのか?」を知るためには、実際に PHP で書かれたものを自分の目で見て、その動きを確認するのが一番手っ取り早いだろうと思います。具体的には、目の前にある「たかせの技術」そのものがサンプルになります。
とは言っても、「どこを見ればよいのかわからない」のが普通の人だろうと思います。そこで、まず最初に一番うえの「アドレスが書いてあるところ」(ちょっと分かる人なら URL と呼んでいます)を見てください。
これは、次のページを表しています(このページに、また戻ってきてください)。
クリックしてみると、アドレスの前半の「https://takase.work/index.php」は変化せず、うしろの「p=8」とか「p=9」の部分だけが変化します。どういう仕組みになっているかというと、 「 index.php 」というブラックボックスみたいなものあって、そこに「p=8」や「p=9」等のページ番号を投げ込むと、そのページが表示される」 という仕組みになっています。
具体的には、「とんでもないページ数を入れたらどうなるだろうか?」、「ページ数のかわりに、文字を入れたらどうなるだろうか」、「p=8」ではなく、q=8 とか x=8 とかに変えたらどうなるだろうか?」というようなイタズラです。実際にやってみましょう。
https://takase.work.index.php?p=10000
https://takase.work.index.php?p=happy
https://takase.work.index.php?x=8
ごらんのとおり、どれも「最初のページ」が表示されます。これは、あらかじめ index.php のなかに「存在しないページが指定された場合には、最初のページを表示させる」というプログラムが組んであるためです。
PHP でプログラムを組むというのは、基本的にはこのようなことで、「こんな場合には、こういうものを表示させる」ということを、あらかじめ組み込んでおくということになります。ただし、もちろんプログラムの機能はもっとたくさんあって、「ボタンをクリックすると、買い物かごに商品を入れる」とか「購入ボタンをクリックすると、商品が宅配便で送られるように手配してくれる」とか「ついでに、銀行口座の預金残高の数字を、値段の分だけ減らす」とか、いろいろなことが可能です。
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